春の選抜高校野球大会の熱戦が毎年繰り広げられますが、出場校はどのように決められるのかご存じだろうか?
甲子園に出場できる学校はほんの一握りであり、高校球児は聖地を目指して日々努力しているが、過去にあった残念なおかしいと言われる選考についても調べてみたい。
本日は『選抜高校野球出場校2026の決め方や選考基準は?選出方法についても調査!』ブログを書いていきたいと思います。
選抜高校野球出場校について
選抜高校野球出場校の数について書いていきたいと思いますが、現状の各地区の出場校の数について説明したいと思います。
各地区によって出場枠が異なっており、下記のように割り振りが決まっている。
北海道地区1校
東北地区3校
関東地区6校
北信越地区2校
東海地区3校
近畿地区6校
中国地区2校
四国地区2校
九州地区4校
21世紀枠2校
明治神宮枠1校
上記のように32校が選出されるのだが、明治神宮枠というのは明治神宮大会で優勝した高校の地区にプラス1校の枠が与えられる。
例えば東海地区代表校が明治神宮大会で優勝した場合には、3校から4校に増えるということである。
ですから、選抜高校野球大会でギリギリ選考ラインにいる学校は同じ地区の明治神宮大会に出場する学校が優勝すれば、甲子園出場に近づける可能性があるということである。
選抜高校野球出場校を決める選考委員とは
さて、選抜高校野球出場校の決め方についてですが、どのように決めているのか書いていきたいと思います。
出場校を決めるのは日本高校野球連盟や毎日新聞社が委託する『選考委員会』が決定することになっている。
この選考委員というのは、高校野球に長年関わってきた方々や、野球選手や指導者としての経験豊富な人間。
担当する地区大会の試合を視察することが条件で決まっている。
元高校野球の監督などを歴任した方々も名前に入っている。
選考委員はど素人では無いのは確かである。
ではこの選考委員はどのような目線で選抜高校野球出場校を決めるのだろうか?
次で書いていきたいと思います。
選抜高校野球出場校選考方法
地区大会が終わり、選抜高校野球大会の出場校を決めるためには色々な観点から選考するとのことであり、結果が全てでは無いと言ったところもある。
過去には東海大会で準優勝した聖隷クリストファーが選抜高校野球の選考で漏れた例もあり、結果が全てでは無いという難しい選考方法も話題となった。
出場校選考基準は以下。
(1)校風、品位、技能とも高校野球にふさわしいもので、各都道府県高野連から推薦された候補校の中から地域的な面も加味して選出する
(2)技能については新チーム結成後よりアウトオブシーズンに入るまでの試合成績、実力などを勘案するが、勝敗のみにこだわらず試合内容などを参考とする
(3)秋の地区大会は一つの参考資料であって本大会の予選ではない――などと定めています。
地区大会で負けても、甲子園で勝利できるかというところも選考基準となっており、選抜高校野球の選考には投手力が重視されると言った声もある。
プロ注目の投手がいる学校は、当落線上にいる場合には選出されやすい傾向にあるようだ。
地区大会で優勝したチームが選抜高校野球大会で落選したといったことは無いようだ。
しかし、先程も書きましたが、準優勝でも落選といった事もあるので、選手としては正式に決まるまでは喜べないところもある。
21世紀枠の選考方法
次に選抜高校野球大会の21世紀枠の選考方法についてですが、毎年2校が選出されており、これは選抜高校野球大会に限り出場枠が認められている枠である。
夏の選手権大会にはこの枠は設けられておりません。
21世紀枠に関しての選考方法は下記。
野球部のみならず、学校全体を評価対象として、困難な環境を克服した学校や文武両道を実践している学校に甲子園出場の機会を与えることを目的としています。2001年の第73回大会から導入されました。
秋季地方大会での一定の成績:原則として秋季都道府県大会で「ベスト8以上」(加盟校が129校以上の都道府県は「ベスト32以上」)の成績を収めていること。
少数部員、施設が不十分などの困難な環境を克服している。
学業と部活動を両立している。
地域貢献活動に力を入れている。
創意工夫した練習で成果を上げている。
上記の選考方法が設けられており、各都道府県連盟から1校選出されて、最終的に2校に絞られて選考が行われる。
個人的な感想ですが私立高校よりも公立高校が選出されるイメージですね。
公立高校とはいえ、やはり地区大会では上位進出している学校なので、ある程度強い学校ですので、甲子園でも戦える学校が選ばれているが、近年では初戦敗退となる確率が高い。
過去にはベスト4まで進出する学校もあったが、最近はレベルの差が出ているのが現実となっている。
選抜高校野球出場校決め方のまとめ
選抜高校野球出場校の決め方について書いてみましたが、甲子園に出場できる学校はほんの一握りの高校である。
高校3年間で毎年出場する学校もあれば、一度も出場することなく高校野球生活を終わる学校の方が多い。
ただ、高校3年間の野球人生で学ぶことは多くあるのは確かなこと。
甲子園に出場できなくても、必ず社会に出て役に立つことは多くある。
高校野球生活は長いようで非常に短い時間ですので、高校球児の方は悔いのないように毎日を充実して過ごしていただきたいと思います。
本日は『選抜高校野球出場校2026の決め方や選考基準は?選出方法についても調査!』ブログを更新しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。